公益社の90年を超える葬儀事業の歴史をふり返ると、グループ企業ともども結果として、今で言う社会貢献活動に相当することを数多く行ってきました。大災害や大事故に際しての救援活動、大阪府監察医事務所の活動への協力や自治体の定める福祉的葬儀の取扱いなど、葬儀・葬祭業の公共性や、葬儀社に本来求められる社会的使命や奉仕精神を常に持って活動しております。
これからの時代の社会貢献として、私たちが今行っている活動は以下のとおりです。
遺族サポート“ひだまりの会”
公益社では2003年12月より、死別の悲しみからの立ち直りをサポートする「ひだまりの会」を開催しています。毎月第三日曜日に月例会を開催、また季刊誌「ひだまり」を発行するほか、グリーフサポートビデオプログラム『悲しみの向こうに』を制作し、会のメッセージを発信しています。会員数は約937名（2017年9月末時点）と着実に増えつつあります。
「葬儀施行だけでなく、葬儀後も少しでも遺族のお役に立ちたい」という思いを胸に、事務局スタッフ一同が会員の声に耳を傾けつつ試行錯誤を続けながら運営に当たっています。公益社ならではのアフターサービスとして、静かな広がりを見せています。
災害時、葬儀社としての社会的な使命
公益社は葬儀社として、大規模な災害や事故の際は身を挺して奉仕活動を行うという精神があります。
1985年の日航機123便事故の際は、搬送業務などの支援を行いました。
また、1995年の兵庫県南部全域に大きな爪痕を残した阪神・淡路大震災では公益社 西宮山手会館を拠点に全国霊柩自動車協会会員とともにご遺体の納棺や火葬場との交渉、搬送などのお手伝いを不眠不休で行いました。
2011年3月に起きた東日本大震災の際も同様に、救援物資の協力や、公益社のエンバーマーが現地に駆け付け、ご遺体のケアを行うなどの活動支援をいたしました。
私たち公益社は、そのような大規模な災害などの際に葬儀社だからできる事を社会的な使命として強く認識し、迅速に遂行することを心がけております。
地域活動への参加
燦ホールディングスグループの行動規範のひとつに「私たちは地域社会の一員としての自覚をもち、地域の活動に参加します」がございます。
これは、私たち公益社は常日頃、地域の皆様に支えられているおかげで、会館の運営などができている事を自覚し、各会館や営業所近辺の地域の催しやお祭りなどの際、出店や警備の協力など様々なかたちで積極的に参加・お手伝いをさせていただいております。
地域の皆様に「この街には公益社会館がある」という安心と信頼をお届けしたい。
そんな思いから地域と共存し、支えあい、地域社会の一員である事を大切にしています。
首都圏・近畿圏の直営会館にＡＥＤを設置
公益社は、お客様に安心して葬祭会館をご利用いただくために、首都圏及び近畿圏の直営会館すべて*にAED（自動体外式除細動器）を設置しています。（*提携会館１ヶ所を除く）
AED（＝Automated External Defibrillator）とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態（心室細動）になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、公共施設や交通機関などを中心に設置が急速に進んでいます。
なお、設置した AEDは会館利用者のみならず、近隣住民の方にもご使用いただけます。 設置場所についてはこちらをご覧ください。
事前相談からお急ぎのご依頼まで、
24時間いつでもお電話ください。
0120-94-8341
無料相談
お問合せ・資料請求
