葬儀
知識
2018/05/25
友引は避けたほうがいいの? 葬儀の日程を決めるポイントとは
友引は避けたほうがいいの? 葬儀の日程を決めるポイントとは
人が亡くなったとき、遺族や近親者は、悲しみに明け暮れながらも葬儀の段取りを迅速に調整する必要があります。
しかし、「友引の日に葬儀をするのは縁起が悪いのかな?」など、日程に迷ってしまうこともあるでしょう。
葬儀の日程を決めるためには、検討すべき点がいくつもあります。
葬儀は故人との最後のお別れとなる場なので、滞りなく調整したいもの。そこで今回は、葬儀の日程を決める際に考慮すべき主なポイントをご紹介したいと思います。
火葬場の空き状況と予約
葬儀の日程を決める際に、まず確認しなければならないのが火葬場の空き状況ですが、火葬場の予約は霊柩車や宗教者の都合などと合わせて調整しながら行う必要性があります。
日程の組直しは混乱を招きますので遠回りしないためにも葬儀社のスタッフとあらかじめ相談しながら進めましょう。
また、火葬場は予約制であるため、混雑している時期など場合によっては希望の日時で予約できないこともあります。
ご希望を伺ったうえで、火葬場の予約、葬儀の日程を調整して決めていくことになります。
友引の日に葬儀は行ってはいけない?
火葬場の調整がつけば友引の日に葬儀を行う事は可能です。しかし、多くの方は友引の日に葬儀(告別式)を行うのは避ける傾向にあります。
友引の日に葬儀(告別式)を行わないという話には大きく二つの理由があるようです。
一つは、昔から友引の日は「友を引く」ということで、縁起が悪いとする考えが浸透していたり、参列者の気持ちをおしはかったりしているためです。
もう一つは、一部の火葬場を除き火葬場が定休日となっている事が多いためです。
これは先ほど申し上げた友を引くという意味で縁起が悪いとして友引の日に告別式を行わないことが多いため、火葬場も休みを設定しているという事です。
お通夜は友引の日でも行われることもありますが、友引の日に告別式を行う際は親族の方からの反対などもあるかもしれません。
その際はしっかりと話しあい、理解を得ておくことが大切です。
斎場(セレモニーホール)と僧侶の空き状況
こちらも葬儀社スタッフが調整して手配しますので、お客様が実際に予約を行うという事は基本的にありません。
火葬場と同様に、葬儀を行う斎場(式場)も時期によっては混み合っている場合があり、希望の日程に予約できないことがあります。
次の候補とする場所について葬儀社と相談し、お寺の僧侶など宗教者のご都合とあわせて調整するようにしましょう。
族や親族のスケジュール
遺族や親族が葬儀に参加できるスケジュールを確認することも必須です。
遠方に住んでいる方の場合、無理なく参列できる日程に配慮することも検討ましょう。
地域や親族間での慣習・決まりごと
地域や親族間での慣習や決まりごとなどがある場合は、その点についても確認しておくことが大切です。
前述した友引や仏滅、大安などの六曜は厳密には仏教と関係がないため実際のところ葬儀を行うこと自体に問題はないのですが、人によっては気にされる方も少なくないため、あらかじめ確認しておきましょう。
葬儀の形式の違い
葬儀の形式の違いによっても、日程が異なってきます。例えば、一般的な仏式の葬儀の場合、通夜の翌日に告別式を行い、その後火葬するという流れが一般的で、2日間になります。
いっぽう、火葬場に直接行く「直葬」のかたちは、1日となり、多人数を想定した葬儀では密葬の一ヵ月後などに本葬を行うという場合もあります。
どのような葬儀の形式で実施するかも、大切な検討ポイントとなります。
いずれにしても故人や遺族にとって充分に気持ちの整理がつき、いい葬儀だったと思えるかたちになることが重要です。
葬儀は故人との最後のお別れの場です。できるだけ多くの参列者で、弔意をもって故人を送り出してあげたいものです。
そのためにも、気になる点については、できる限り事前に確認しておくべきであるといえます。
今回紹介したポイントを踏まえ、少しでも心配ごとがあれば公益社にご相談ください。
葬儀の流れについてはこちら。
会員入会で葬儀費用がお得になります
プレビオクラブ会員募集中!
- 入会金1万円(税込)で2親等まで何度でもご利用可能
- 年会費・月会費0円!
- 2万円相当の割引券
葬儀のことでお困りの時は
公益社にお電話ください。
無料相談