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2018/08/21
お気に入りの1枚を遺影に! 自分で遺影を準備する方法
お気に入りの1枚を遺影に! 自分で遺影を準備する方法
昨今、終活がメディアなどで取り上げられるなか、遺影を自分で用意する方が増えてきました。
遺影を生前に自分で用意するメリットとは、どのようなものなのでしょうか? 遺影を準備する際のポイントとあわせてご紹介いたします。
遺影を自分で準備するメリット
遺影は、自分自身が亡くなった後、葬儀からずっと残り続けるものです。自分をよく知る子どもたちだけでなく、記憶があやふやかもしれない孫やひ孫も見続けることになります。
つまり、遺影は自分が亡くなった後に、自分自身をイメージするのに最も大きな影響を与える画像ということです。
遺影は、自分のイメージを決めるものですから、お気に入りの1枚を使ってほしいと思う方が多いのではないでしょうか。
しかし、葬儀の打合せの段階に慌てて過去の写真を探すことになるケースが多いのが現状です。
そのため、自分で事前に遺影写真を選び、ご家族に「この写真を遺影写真に使ってほしい」と伝えておくことで、自分が気に入らない遺影を避けることができます。また、のこされたご家族も古いアルバムを取り出し、バタバタと遺影用の写真を探し出すこともありません。
これが遺影を自分で準備するメリットと言えます。
遺影を生前に用意しようとすると、「まだ早い」「縁起でもない」との声を聞く場合があります。
そのようなときに自分が遺影を選びたい思いを伝え、葬儀に対する希望を話し合うのも、有意義な終活の一環ではないでしょうか。
遺影を自分で準備するには
遺影を自分で準備するなら「スタジオで遺影にする写真を撮ってもらう」か「過去の写真の中で自分の気に入っている写真を選んでおく」方法があります。
遺影写真の撮影
最近では、成人式の写真を頼むような撮影スタジオで、遺影写真を撮影してくれるところが増えています。
まず、そのような写真館やスタジオを探し、遺影写真の撮影予約をしましょう。ヘアメイクを自分でする場合は、撮影だけお願いすればよいですが、ヘアメイクをお願いしたい場合は、そのサービスがある店舗を探しましょう。
料金は、写真のサイズや枚数、オプションなどで変わりますので、いくつかの写真館に問い合わせをするとよいでしょう。
ヘアメイクを自分でする場合は、撮影当日に店舗を訪れて、化粧直しをした後に撮影となります。
ヘアメイクをお願いしていれば、ヘアメイクをしてもらった後に撮影です。撮影後、好みの1枚を選び、必要な部分にレタッチなどを行ってもらい終了です。
お気に入りの写真を遺影にしてもらう
続いて、自分のお気に入りのスナップ写真や、撮影データを遺影にする場合です。
遺影写真は葬儀社との打合せでサイズや額などを決めていくため、事前に行うのはどの写真を遺影写真にするか選んでおくことです。
遺影写真は葬儀の打合せの際に背景をどうするか?などを決めてから
葬儀社より写真の専門店へ遺影を手配し、作成いたします。
また、写真を選ぶ際の注意点として、
「できるだけ本人が大きく映っている写真を選ぶ」のが大事です。
集合写真や免許証の写真でも遺影写真にはできますが、元の写真が小さければ大きく引き伸ばしても限界があり、ぼんやりとした遺影写真になってしまいます。
元の写真はなるべく大きく、明るく、ピントが合っている写真を選ぶ事がおすすめです。
目安の大きさとしては、そのお写真が親指の爪よりも大きなお顔の大きさであるかどうかを確認しましょう。
終活が定着しつつある現在、遺影を自分で生前に準備することは「縁起でもないこと」ではなくなってきました。
なかには毎年、自分の誕生日にこだわりの写真を撮影し、準備する方もいるほどです。
そこまでのこだわりはなくても、自分が亡くなった後、長く自分自身のイメージを決める遺影は、自分が思う「私らしい1枚」を選びたいものですね。
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