葬儀
知識
2019/09/19
今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」の違いとは?
今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」の違いとは?
誰かが亡くなったときに催す、通夜、葬儀、告別式。名前は聞いたことがあって参列したことがあっても、それぞれがどのような目的で執り行われているのかということを知らない人も多いかと思います。
そこで今回は、通夜、葬儀、告別式がどのようなものなのか、それぞれの特徴をご紹介します。
通夜とは
通夜とは、死者を葬る前に、ご家族やご友人、知人の方々が集まり、遺体のそばで時間を過ごしたり供養したりすることを指します。
もともとは夜を通して行っていたので、通夜という呼ばれ方をしています。
しかし、現在では1時間~3時間で終わるものが主流です(半通夜と言われることもあります)。
通夜は、親しい人が故人と別れを惜しみつつ、最後の夜を過ごしたりするための場です。
基本的には葬儀、告別式に先立って行われ、故人と親しかった人たち(家族、親戚、友人、近所の方、仕事関係の方など)が参列します。
18時~19時頃から始まり、参列者は焼香を行い、故人の遺族が通夜振る舞い(料理などを用意)をして参列者をもてなすのが一般的です。
葬儀とは
葬儀とは、ご家族やご友人、知人が故人の冥福を祈り、死者を葬るための儀式です。
宗教や宗派によって異なりますが、仏教であれば僧侶による読経や焼香、神道であれば神官による祭詞や祈祷、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈り、などが葬儀にあたります。
一般的には通夜の翌日の昼間に行われ、時間はだいたい1~3時間です。その後出棺して荼毘(火葬)にふされます。
多くの場合、火葬後に続けて繰り上げの初七日法要が行われます。
告別式とは
告別式とは、故人と最後のお別れをする式典のことです。焼香や玉串奉奠(たまぐしほうてん)、祈祷、献花などが告別式にあたります。
葬儀の直後に続けて行われることが一般的となっており、通夜と葬儀ほど、儀式と儀式の間の明確な区切りはありません。
最近では、葬儀と言う場合には、その中に告別式という意味合いも含めて使われることが多くなっています。
葬儀は宗教色が強い儀式になりますが、告別式は宗教儀式にあまりとらわれることなく、一般会葬者を含めて故人とお別れをする式典となります。
混同しがちな、通夜、葬儀、告別式の違いについてご紹介しました。
それぞれの儀式や式典の意味とそれぞれの目的を知り、故人との最後のひとときを後悔なく過ごせるようにすることが大切です。
通夜や葬儀や告別式のことでご不明点がある場合は、お気軽に公益社にご相談ください。
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