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2018/12/04
形見分けはどのようにするべき? 形見分けを行う時期やマナーについて
形見分けはどのようにするべき? 形見分けを行う時期やマナーについて
葬儀を終え四十九日も済ませた頃に考えるのが、遺品の整理や形見分けのことです。
形見分けは、故人の思い出の品を身近に置いていただくことで故人との思い出を共有するという目的で行います。
しかし、形見分けをどういった方法で行うべきかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、形見分けを行う意味や適切な時期、形見分けのマナーについて紹介します。
形見分けの方法や意味
形見分けというのは、故人が愛用していた品物を親戚や友人に分けることをいいます。
形見分けは、着物をはじめとする衣類のほか、アクセサリーや小物類、家具などを選ぶことがほとんどです。
形見分けは必ずしも行わなければならないわけではありません。
しかし、故人を偲んでくださる方への礼儀として、また風習を重んじるという意味でも、ぜひ形見分けをすることをおすすめします。
形見分けをするのに適した時期とは
形見分けは忌明けの法要が済んでから行います。仏式の場合には四十九日法要のあと、神式なら五十日祭や三十日祭のあとに形見分けをします。
キリスト教に形見分けという考え方はありませんが、1ヶ月命日の追悼ミサ以降に形見分けをするケースもあります。
形見分けは、形見の品を贈る方を自宅に招くか、形見の品を先方に持参する方法で行います。
親族と話し合える機会はなかなか無いため、親族が集まった四十九日の法要のあとに形見分けをするという方が多いようです。
目上の人には基本的には形見分けをしない
形見分けというのは本来、親のものを子に、兄や姉のものを弟や妹にという形で行うものであり、目上の人に形見分けをするのは失礼とされてきました。
近年では故人と親しかった方に広く形見分けをする傾向がみられますが、しきたりを気にする方もいるものです。
本人が強く希望する場合を除き、故人よりも目上の方に対して形見分けをするのは控えた方がよいでしょう。
受け取る方のことを考えて形見分けをする
形見分けというのは、不要なものを押しつけることではありません。形見分けの品は、受け取る方の気持ちに寄り添って選ぶことが大切です。
先方の年齢や趣味嗜好を考え、衣類やアクセサリーなど先方にふさわしいものや喜んでもらえるものを選びましょう。
衣類などはクリーニングに出してから贈りたいものです。
貴金属は磨き、雑貨はホコリを払い、綺麗にした状態で渡しましょう。
形見分けの品が高価なものの場合、相続財産とみなされ贈与税がかかることがあります。
トラブルを避けるためにも、親族以外にはあまり価値の高いものを贈らない方がよいでしょう。
形見分けは故人を偲ぶためのものですから、トラブルの種になってしまっては心苦しいもの。形見分けに適した時期を見極め、十分に配慮しながら進めていくことが大切です。
故人と親しかった方に大切な思い出として末永く愛用していただけるよう、故人の愛用品を上手に分配しましょう。
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