葬儀
知識
2019/11/12
「お別れの会」とはどのようなもの? 一般的な葬儀とは何が違う?
「お別れの会」とはどのようなもの? 一般的な葬儀とは何が違う?
芸能人や社会的に地位のある人が亡くなられたときに、テレビなどで「後日お別れの会が営まれます」とアナウンスされるのを聞いたことがあるのではないでしょうか。近年、葬儀とは別に「お別れの会」が執りおこなわれるケースが増えています。
お別れの会は、テレビで見るような著名人だけでなく、一般の人でも行うことが可能です。
今回は、お別れの会の具体的な流れについてご紹介いたします。
お別れの会ってどのようなもの?
お別れの会というのは、故人を偲んでおこなわれる自由なスタイルの会です。故人が亡くなった直後に遺族や親族のみで密葬や家族葬を行い、後日一般の参列者を招いてお別れの会をするという形で執りおこないます。
お別れの会は遺族や関係者が発起人となるケースが多いもの。しかし中には、故人が生前に開催を希望することもあります。
また、生前に終活の一環としてお別れの会を執りおこなうという人もいます。芸能人では小椋佳さん、大橋巨泉さん、テリー伊藤さんなどが生前葬をして話題を集めました。
お別れの会にはどんな意図がある?
葬儀は宗教ごとに流れや形式が決まっているためそれにある程度沿って行うことになります。
故人らしいお別れを演出したいなどの希望がある場合は、密葬や家族葬を終えたあとにお別れの会を行い、故人をゆっくりと通常の葬儀とは違うお別れのかたちで偲ぶことができます。
お別れの会は、新しいお別れの形として浸透しつつあります。
お別れの会をおこなうタイミングは?
特に決まりはありませんが、お別れの会は遺族や親しい友人、仕事の関係者などが企画するのが一般的です。密葬や家族葬を済ませたあとに、故人と親しかった人から「私たちもお別れをしたい」と申し出があり、お別れの会を営むというケースも少なくありません。
一般的に、お別れの会は故人が亡くなってから2週間~1ヶ月程度経過してからおこなわれることが多くあります。また、四十九日法要や一周忌に合わせてお別れの会をすることもあります。
お別れの会の内容や開催方法は?
お別れの会に決まった形式はありません。いつどこで、どのようなコンセプトでおこなうのかは企画者の手に委ねられます。ホテルやレストラン、葬儀会場、セレモニーホールのほか、故人の馴染みの店やスポットなどをお別れの会の会場とするのも良いでしょう。
お別れの会の内容は自由ですが、会場のルールに沿って行うことになります。たとえばホテルやレストランなどでおこなうときには遺骨の持ち込みができない場合もあるので、事前に確認をしておく必要があります。会場についての確認は葬儀社のスタッフが行いますので相談しましょう。
お別れの会に参加する方は香典を持参するのが一般的ですが、会費制にすることもあります。会費は1~2万円程度が相場とされています。
お別れの会とは、堅苦しくないあたたかな雰囲気の中で、ゆっくりと故人とのお別れができる会のことです。自由なスタイルで故人とのお別れをしたいと考えている方は、お別れの会の企画を検討してみてはいかがでしょうか。
注意点としては「後日にお別れの会を行うから葬儀は家族だけで……」と安易に決めないことです。故人の最後に立ち会いが必要な関係の方の想いを置き去りにしないようにしましょう。
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