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2018/07/26
遺影用の額縁にこだわり、華やかなものに
遺影は、写真だけでなく額縁の選び方も大切です。以前は写真も白黒、額縁も黒が一般的でしたが、近年ではカラーが増え、その方らしさや個性を表現することが可能になってきています。今回は額縁を選ぶときの2つのポイントをご紹介します。
遺影用の額縁にこだわり、華やかなものに
遺影には白黒のイメージがありませんか?
最近では葬儀も個性の時代に入り、葬儀の顔ともいえる遺影も近年では電照式の遺影写真やカラーのものを目にすることが多くなってきました。
そこで今回は、額縁の選び方のポイントを2つご紹介します。
注意事項もあわせてご案内しますので、額縁選びのご参考になさっていただければ幸いです。
遺影の額縁は黒でなくともよい
葬儀に使われる色といえば黒が中心です。
故人への弔意を表す色として喪服なども黒で統一されています。
しかしこの「黒」、戦後に定着したという説や、日本の喪服はそもそも白だったという説もあり、黒が古くから使われてきた伝統色だというわけではないようです。
遺影写真も白黒写真が一般的でしたが、近年ではカラー写真が増えてきました。
それを受けて額縁についても、黒が多いことに変わりはないものの、少しずつ多様化してきています。
額縁を選ぶポイントは2つ
色や素材など見える部分のデザイン
額縁を選ぶポイントはいくつかありますが、まずは額縁の印象を決める外枠(フレーム)の色と素材です。
色については、派手さを感じさせない控えめなものが多く、具体的には、白やグレー、淡いピンクやパープルなどです。
まれに模様入りのタイプがありますが、模様自体が地の色から目立たないような色合いになっていることが多いといえます。
素材は、木やアルミ、樹脂などで、価格には幅があります。
壁に掛けるか立てるかの機能的なデザイン
遺影をどのように飾るかも、選ぶときのポイントになります。
壁に掛けるのか、脚つきの写真立てのようなタイプにするのかなどです。
そのふたつがセットになっているものもあります。
また、もうひとつ忘れてはならないのがサイズです。他の遺影と並べる予定がある場合は、大きさを揃えた方が見栄えがいいでしょう。
額縁も「故人らしさ」を表現する手段
遺影の額縁も個性的に
遺影の額縁は、故人らしさを表現する手段のひとつですので、故人の個性が伝わるようなものを選びたいところです。
故人の性別や年齢、好きな色で選んでも良いですし、故人の性格や趣味などを表現するようなものも良いかもしれません。
完全な正解はありませんので、いずれにしても、故人が喜んでくれそうな色を選ぶことがポイントになるでしょう。
額の下に敷く額座布団を使うことを考えている場合は、そのコーディネイトも考慮に入れます。
自宅に飾るとき他の遺影と並べる場合には、サイズや色をどうするかも考えておきましょう。
個性も大切、遺族も大切
故人が納得してくれそうな額縁選びができたとしても、もし遺族の中に「遺影の額縁は黒と相場が決まっている」と不満を表す方もいるかもしれません。
個性の時代とはいえ、遺族の間でもめることをきっと故人は望んでいないでしょう。
そのような場合は、黒の額縁とそれとは別にもうひとつ、カラーの額縁を用意することをおすすめします。
家長や喪主の方の意見を取り入れ、必要に応じて色を使い分け、双方の言い分が立つようにするとよいでしょう。
遺影の額縁もさまざまなものが用意されるようになりました。
選択肢が増えたことで、個性を表現する手段が広がり、遺影をより魅力的にすることができるようになりつつあります。
額縁も遺影の一部です。その方らしさをふまえて全体のバランスを考慮するようにしましょう。
故人の思い出を語ろうとするときに、額縁がそのきっかけになってもよいのではないでしょうか?
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