終活
知識
2019/10/19
どんなタイプがある? お墓の種類と特徴
どんなタイプがある? お墓の種類と特徴
供養の仕方や納骨の形が多様化しており、お墓を新たに購入しようとすると、どのようなお墓が適しているのか迷ってしまうほどです。お墓は一度購入すると永年残るものですし、受け継ぐ家族や子孫にも関わってくるので、慎重に検討したいものです。
そこで、近年多様化しているお墓の種類とそれぞれの特徴を紹介いたします。
お墓の種類
継承墓(一般墓)
継承墓とは、先祖代々受け継がれる伝統的なお墓を指します。お墓と聞くと一般的に継承墓を指しますが、お墓を継承する子孫がいることが前提となります。
少子化が進んだ現代、継承墓はお墓の継承者がいないという理由などで減少している傾向です。
遺族の中の一人が「墓守」となり、管理料の支払いなどお墓の管理をします。お墓を存続させていく限り、先祖代々お墓の管理を引き継いでいくことになります。子孫が困らないよう、アクセスの良さや寺院など経営主体の永続性や管理体制などにも目を向けて選びたいものです。
個人墓・夫婦墓
個人墓は、継承者がいなくても墓地の管理者によって管理や供養を行ってくれるお墓です。お墓は一代限りとなるので、継承墓より小さな区画に小さめの墓石を建てるのが一般的ですが、墓石は伝統スタイルにとどまらず、自由に好みのデザインのものを建てることができるのが特徴です。
合祀墓のように、他人と一緒のお墓に入るのに抵抗のある人に人気となっていますが、個人墓の管理期間は、一般的に33年から50年程度とされており、その期間が過ぎたあとは、墓石の遺骨は合祀墓へと移されることもあります。
また、子どもがいない夫婦や、子どもに負担をかけたくない夫婦を中心に、夫婦墓も増えてきています。管理費が不要のケースが多く、残された遺族に負担がないのが特徴です。
納骨堂
納骨堂は、都心などアクセスの便利な場所に建てられた遺骨を納める建物です。
継承墓や個人墓など自分で墓石を用意するのと比較して費用が抑えられ、手入れに手間がかからず、また、お墓参りがしやすいことなどを受けて納骨堂が選ばれています。
樹木葬
「亡くなった後は自然にかえりたい」と希望している人を中心に、マスコミで取り上げられたことなどで近年人気となっているのが樹木葬です。樹木葬は、遺骨が入った骨壺を埋葬する場合と遺骨をそのまま埋葬する場合とがあります。
ほとんどの場合が永代供養で、納めきりになりますが中には骨壺ごと埋葬する場合もあり、33回忌を目安に合祀されることが多いようです。自然にかえりたいと願う方は埋葬の方法をよく確認して選ぶようにしましょう。
お墓選びは、前提となる継承者の有無を中心に管理費やアクセスなどを含め、自分たちに最適なものを選ぶのがポイントです。継承者がいる場合は、子孫が無理なくお墓の世話ができるかどうかも、重視したいものですね。
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