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知識
2018/12/05
永代供養墓とはどんなお墓? 永代供養墓のメリット・デメリット
永代供養墓とはどんなお墓? 永代供養墓のメリット・デメリット
永代供養墓とは、墓地や霊園などの運営元(主に宗教法人)が墓の持ち主に代わり供養・管理をする埋葬方法のこと。
核家族化が進んだ1980年代に登場し、少子高齢化でお墓の後継者がいないという人や、独身者、子孫に負担をかけたくないという人からの需要が高まっています。
今回は永代供養墓を選ぶメリットと、選ぶ際の注意点についてご紹介します。
永代供養墓とは? 永代使用のお墓との違い
永代供養墓とは、家族に代わり寺院や霊園がお墓の管理をしてくれるタイプのお墓です。
あらかじめ供養に必要な支払いを済ませておくため、お墓の管理が難しい、継承者がいないという人に需要があります。
永代という言葉がついていますが、永遠に寺院や霊園がお墓の管理をしてくれるのではなく、期限があるのが一般的です。
期限については33回忌とするところが多いのですが、施設によっては17回忌だったり、50回忌だったり、相談者の要望に応じるなど対応は様々です。
供養の期限が終わったあとの対応も、他の遺骨と合祀されたり、遺骨の一部をとりわけ残りは土に埋葬されたりなど、施設によって異なります。
よく似た言葉に永代使用というものがありますが、こちらはお墓を立てる土地を永代に使って使用するという意味。お墓を建てるときに墓地や霊園の管理者に支払うものです。
永代供養墓を選ぶメリットとは?
永代供養墓は、寺院や霊園が期限を切って遺骨を預かり供養するというものです。
お墓が遠方で管理が難しい、お墓の継承者がいないといった場合、お墓の管理料が滞納されたり、草が伸びきって荒れ果ててしまったりするケースも少なくありません。
永代供養墓はあらかじめ管理料を支払っておくので、管理料が滞納され共同墓地に合祀される心配は無用です。
寺院や霊園が参拝用のモニュメントを管理し、きちんと手入れをするので、お墓が荒れ果てることもありません。
永代供養墓は、お墓の行く末を心配しなくて済むというメリットがあります。
また、管理費用を左右する供養期間についても、あらかじめ選ぶことができたり、自分で設定したりできるので、コストを抑えられるというのも特徴です。
永代供養墓を選ぶ際の注意点とは?
永代供養墓のスタイルは寺院や霊園によって異なっています。最も一般的なのが、共同のモニュメントの下に複数の遺骨を納めるタイプです。
納骨の方法も、骨壺で納めるもの、遺骨を取り出して他の遺骨と合祀してしまうものなどがあります。
他の遺骨と合祀する場合は、遺骨を取り出して改葬するということはできなくなりますので注意が必要です。
現在、複数のお墓があって管理が大変なので、一つにまとめて永代供養をしたいという場合には、お墓一つずつにつき改葬のための手続きが必要になります。
永代供養墓のメリットと注意点についてご紹介しました。永代供養墓は墓地や霊園に管理を任せるので、お墓の所有者がお墓の管理をしなくていいという利点があります。
その一方で、永代とはいえ期限がついているので、期限が切れた後の遺骨の取り扱いは施設によって異なります。
また、どのタイミングであれ、他の遺骨と合祀してしまうと、遺骨をお墓から取り出せなくなる点にも注意が必要です。
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