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2018/12/04
コートやダウンを身につけてもいいの? 冬場の葬儀の服装マナーとは
コートやダウンを身につけてもいいの? 冬場の葬儀の服装マナーとは
寒い冬の時期に葬儀に参列する場合、喪服だけでは寒すぎることもあると思います。
寒い季節には防寒対策が必要不可欠ですが、喪服の上にコートやダウンジャケットをはおっても問題ないのでしょうか?
この記事では、寒い季節の葬儀に参列するときの服装について紹介します。
冬の葬儀には黒のコートを身につける
寒い時期に葬儀に参列するときには、防寒対策が必要になります。冠婚葬祭のマナーでは、黒いコートを用いるのが理想的です。
もしも黒いコートが無い場合には、濃いネイビーやグレーの上着を身につけても問題ありません。デザインが派手なものやカジュアルすぎるものを避け、シンプルなものを着用しましょう。
ただし、社葬に参列するときには黒以外を身につけると非常識とされることがあるので気をつけたいものです。
葬儀にダウンを着るのはOK?
中にダウンを使っている上着は殺生をイメージさせるため葬儀にはNGとする考え方もあります。
しかし、近年では葬儀の際に黒のダウンコートを身につける方が増えており、あまり気にされなくなってきました。他に、トレンチコートやダッフルコートを着用する方もいます。
ただし、喪服の上にダウンやダッフルコートを着ることに不快感を示す参列者がいるかも知れないという点は心に留めておきたいものです。
葬儀にふさわしくない服装とは
毛皮のコートやレザージャケット、ファー付きのフードなど、動物の毛や革、またはそれに似せた素材の上着はNGです。
表面に光沢があるダウンジャケットや裏地が派手なコートも、葬儀に着ていくのは避けたいですね。
シンプルな上着であっても、ボタンや金具が金色や銀色の派手なものは葬儀にふさわしくありません。
葬儀場では上着を脱いで預ける
葬儀場に到着したら、コートは脱ぐようにしましょう。
葬儀場にクロークがある場合には、上着を手荷物として預けましょう。クロークがない葬儀場ならば、上着を脱いで手に持って葬儀に参列します。
寒いからといって上着や防寒着を身につけたまま葬儀に参列するのは非常識と思われます。
どうしても寒い場合、黒など濃い色のストールやひざ掛けを用意して、席に座っているときに使う程度なら許容される範囲になります。
葬儀にブーツやセーターは問題ない?
雪の日は足元が滑りやすいものです。女性のフォーマルパンプスは雪で足が濡れたり、冷えたりする可能性も考えられます。
喪服にブーツはNGとする考え方もありますが、足が濡れてしまうよりはブーツを身に着けたほうが無難です。ブーツを履くときには濃い色でシンプルなデザインのものを選びましょう。
寒い時期には、喪服の下に発熱保温素材のインナーを着るのも1つの方法です。
また、セーターやベストを活用した防寒も効果的です。
葬儀に参列するときには御遺族の心情に配慮し、カジュアルな服装での参列は極力避けましょう。
葬儀にふさわしくない上着を身につけると、非常識と思われてしまうこともあります。急な葬儀に備えて、黒いシンプルなコートを1着用意しておけば安心です。
気になる葬儀の服装やマナーについてはこちらをご覧ください。
https://www.koekisha.co.jp/manner/
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