葬儀の事前準備
知識
2018/10/04
どんなことが必要? 葬儀の前に準備しておかなければならないこと
どんなことが必要? 葬儀の前に準備しておかなければならないこと
逝去から葬儀までの間は地域によって変わりますが、最短で1日、平均では4~5日となっています。
葬儀を執り行う側になることはめったにないことですから、何をどう準備すればいいのかわからない、という人も多くいます。
一般的にはご遺体を病院などから引き取り安置したあと、葬儀社と打合せをして日時を決定し、リストを見て訃報を知らせます。今回は葬儀前の準備についてご紹介します。
葬儀の準備1 ご遺体の安置場所を決める
現在亡くなる人の多くは病院か介護施設で、自宅で亡くなる人は全体の約1割程度になっています。
病院や介護施設で逝去後は、葬儀までの間ご遺体を安置する場所を決めなければなりません。
ご遺体の安置場所としては、自宅か葬儀を行う葬儀会館(セレモニーホール)の安置室になります。
自宅の場合は故人とゆっくりお別れできる反面、気温が高い季節は室温が上がらないようにエアコンで室温を低く調整するなどの配慮が必要です。
葬儀会館の安置室では気温やご近所への配慮などの負担が軽減します。
ご遺体の搬送方法に関して、まずは葬儀社へ連絡をしましょう。葬儀社が病院や施設などへ専用の寝台車を手配してくれます。病院では葬儀社が決まっていない場合、その病院の提携葬儀社を紹介される事がありますが、必ずその葬儀社にお願いしないといけないわけではありません。しかし、いざその時になって、急に葬儀社を決めることは難しいものです。
事前に比較検討して、葬儀社を決めておくことをお勧めいたします。
葬儀の準備2 喪主を決め、訃報リストを伝える
葬儀を執り行う喪主を決め、訃報を知らせる人をリストアップします
喪主の優先順位は基本的には故人の配偶者、故人の直系男子、故人の直系女子、故人の両親、故人の兄弟姉妹となります。
訃報リストは「参列の案内をする人」「訃報のみ知らせる人」と分けてリストアップするといいでしょう。
故人の友人やサークルの仲間などコミュニティ全体に知らせたい時は、代表の人に訃報を知らせ、その人から他の人に連絡を入れてもらうようにします。
葬儀の準備3 葬儀の場所・内容を決める
喪主が決定したら、葬儀を行う場所や葬儀の内容について決めていきます。
「参列者の人数」「予算」などをポイントに決めるといいでしょう。
参列者の人数は、一般の人も招くのか親族や親しい人だけで行うのかで変わってきます。
予算は、埋葬などにも費用がかかるので、葬儀後にかかる費用も考慮しておきましょう。
葬儀の準備4 故人の宗教を確認し、寺院に依頼する
故人の宗教・宗派を確認しておきます。宗派がわからない場合は代々のお墓や先祖の位牌、仏壇などから特定することも可能です。
それでもよくわからない場合は、葬儀社のスタッフに相談してください。
本家の菩提寺が遠い場合は、近くの同じ宗派の寺院を紹介してもらうことも可能です。
菩提寺もなく宗派も問わない場合は葬儀社に相談すると僧侶や寺院を紹介してもらえます。
葬儀を依頼する際に、檀家づきあいが必要かどうかもあわせて確認しておくといいでしょう。
予備知識がないまま葬儀の準備をすると非常にあわただしくなるため、故人とゆっくりお別れができません。
万が一の時に備えて、喪主や葬儀社、訃報リストの作成など、事前にできることはできるうちにしておくことをおすすめします。
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