終活
知識
2019/12/05
どのように書くべき?「終活年賀状」を送る上で気をつけたいポイント
どのように書くべき?「終活年賀状」を送る上で気をつけたいポイント
近年、終活の一環として終活年賀状を作成する方がいらっしゃいます。
終活年賀状とは「来年から年賀状を辞退します」といった一文を添えた年賀状の終了宣言を行うことです。
「年齢のことを考えると毎年年賀状を作るのは大変」「あまり付き合いのない方との関係を整理したい」と感じている方を中心に、終活年賀状は年々広がりをみせています。
今回は、終活年賀状を作成するときのポイントや、具体的な例文をチェックしてみましょう。
終活年賀状とはどのようなもの?
終活年賀状は年賀状じまいとも呼ばれ、人生の終わりを自分らしく生きるための終活の一環として浸透しつつあります。
毎年、年末の忙しい時期にさしかかり、慌てて年賀状を作成しているという方もいるのではないでしょうか。毎年の年賀状作成を負担に感じているという方は、終活の一環として年賀状を取りやめるという選択肢もあります。あまり付き合いがない方との関係を整理して、年賀状を送るのは身近な方のみにするという方法もあります。
終活年賀状を出すときの注意点
終活年賀状を送るときには、受け取る方の気持ちを十分に考えることが大切です。
「形だけのやり取りをずっと続けていくよりも、終活年賀状という形でピリオドを打つほうが合理的」と考える方ももちろんいます。その一方で、終活年賀状に対して「不義理」「突然縁を切られたようで寂しい」と感じる方もいるものです。特に、何十年も年賀状のやり取りを続けてきた関係の方は、そういった気持ちが強いかもしれません。
終活年賀状を送るときには、相手の気持ちを考えて十分な配慮をしましょう。年賀状の送付を取りやめる理由をきちんと説明し、お詫びする気持ちを文章に込めましょう。
終活年賀状の例文を一部ご紹介!
終活年賀状は来年以降年賀状を送らないことを伝えるためのものですが、その文面に「終わる」「やめる」といった直接的な言葉を書くのはできるだけ避けたほうが良いです。
終活年賀状には「今年限りで失礼させていただくことにしました」「年始のごあいさつを遠慮させていただきたいと思います」「書き納めとさせていただきます」と書くのが無難です。
また、年賀状を取りやめる理由について「年賀状が面倒になった」「関係を整理したい」ということをそのまま書くのは避けましょう。「手元がおぼつかなくなってきたため」「文字の読み書きがつらくなったため」とすれば、理由が伝わりやすくなります。高齢の方は「寄る年波を感じるに至り」とするのもよいでしょう。
年賀状の文末は「長い間お付き合いいただきありがとうございました」「今後のご健康とご多幸をお祈りしております」と記して締めましょう。
終活年賀状には、今後の年賀状の負担を減らせるという良さがあります。終活という言葉がすっかり一般的となり、終活年賀状の送付を検討する方も今後ますます増えていくことが予想されます。
終活年賀状を送るときには、相手に対して失礼のないよう丁寧な文面を心がけるようにしたいですね。また、やり取りをメールに切り替えるなど、より簡易な代案や方法を提案してみるのもよいかもしれません。せっかくの縁をたいせつにしながら対応を検討するようにしましょう。
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