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2017/11/16
家族葬の費用相場&香典の注意点
「家族葬」は、ごく近しい人たちだけでとり行う葬儀をいいます。今回は、この「家族葬の費用」に注目してお話ししていきましょう。
家族葬の費用の相場
家族葬は、「近親者(のみ)で故人をお見送りできる」ため、参列者にあまり気を遣わず落ち着いた葬儀が可能です。弔問客の訪れは遺族としてはありがたいものですが、同時に疲れにもつながるもの。ゆっくりとお別れができるという点で、家族葬は優れています。
家族葬だからと言って葬儀費用が安くなるイメージを持っている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。確かに額面だけを見れば安価にも映りますが、香典収入が少なくなる分、実費の負担が増える場合もあります。また、家族葬においても一般のお葬式と葬儀にかかる費用の構成や内訳は同じになります。
葬儀費用は、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査(2022年度)」によると、全国平均金額は約115万円と算出されています。
ただしこちらは全国の平均ですので、実際に家族葬の費用としてどこで行うか、人数は何名かにもよりますが、総額で70~140万円程度で行われることが多くなっています。相場を大きく下まわる金額の場合は、あとで追加料金がかかる、質が著しく低いなどのトラブルになる恐れがありますので注意しましょう。
このように家族葬だから安くなるというのは少々早合点で、どこで何名で行うかなどの内容を明確にしてから比較、検討をしなければ金額の信憑性は得られないものです。
家族葬における香典の注意点
家族葬においてしばしば問題になるのが、「香典をどう処理するか」ということです。
「お越しいただいた参列者」からの弔意は無碍にすることなく受けるのが一般的です。地域によっては辞退することもありますが自身の都合から通り一辺倒に断ち切りすぎてしまわないように気持ちに応えた対応をしましょう。たとえば、「葬儀後、自宅に足を運んで香典を届けにきてくれた人」などには並々ならぬ想いを感じます。
この場合、対応の方法としては大きく二つに分かれます。一つめは、「受け取らない」「辞退する」ということ。ただこの場合、相手は当然渡すつもりで来ているので、ご理解いただけるまで丁寧に促す必要性があります。
もう一つは、弔意を受け取って香典返しをお渡しする、故人との関係を伺いながら偲ぶ時間をきちんと取ることが大切であり、相手により香典返しも必ずしも必要としない場合もあるでしょう。お気持ちで出されている人は香典返しを期待しないものです。形式よりも本筋を見つめることで、きちんとした対応がとれることでしょう。
さて、この「香典」ですが、家族葬のような小規模の葬儀では一般葬のときよりも、当然その受取額は少なくなります。もちろん、「香典で儲ける」「香典で葬儀費用を賄ってしまう」という考え方はすべきではありませんが、それでも、香典が入ってこないことによって金銭的負担が減らなくなってしまうのはたしかです。
【まとめ】費用についてお悩みなら事前相談
「安くとり行えること」に魅せられるのは、遺族だけでなく、終活を始めた人も同様です。多くの場合、「葬儀は小さい規模で」「家族だけに見送ってほしい」とおっしゃっています。このようなときにおすすめしたいのが、葬儀の「事前相談」です。
葬儀社へ事前相談をすることによって、葬儀の中身に対する理解が深まり、疑問点が解消します。また現在は、「見積もりは無料」としている葬儀社が多く、電話での受付も行われています。いくつかの葬儀会社に、事前に見積書の作成を依頼するとよいでしょう。ただしやみくもに依頼するのではなく、人数・式場・宗教などの条件をそろえて行う事が必須になります。
また、「どこに相談したらよいかわからない!」という方は、ぜひ公益社をご利用ください。24時間365日年中無休で対応いたします。電話だけでなく対面でのご相談も受付けております。葬儀に関してご不明・ご不安な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。
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