葬儀
知識
2019/09/19
家族葬を選ぶときに考えておきたい注意点
家族葬を選ぶときに考えておきたい注意点
葬儀のかたちとして近年よく耳にするようになった「家族葬」という言葉があります。
家族葬は基本的に家族や近しい方など少人数で行う葬儀となり、参列する方への気遣いなどが軽減されるという利点がありますが、押さえておかなくてはならない注意点もありますので覚えておきましょう。
ここでは、家族葬がどのようなもので、どのような注意点があるのかご紹介します。
家族葬とは
実は家族葬には明確な定義はありません。最近の例では、ジャニー喜多川氏の家族葬に150人のタレントさんたちが共に恩師を偲んだことが報道されていたように家族葬の解釈も人それぞれで異なっているのが実情です。
家族だけではなく、故人と親しかった友人などを含め少人数で行う葬儀のことを家族葬と呼んでいたり、家族の一、二名で行う場合をそう呼んでいたりもしますので行き違いが起こりやすくなっています。
お葬式の中身としては家族葬だからといって大きな違いはなく、必要なことや葬儀の流れなどは一般的な葬儀とあまり変わりません。
族葬を執り行う際の注意点
少人数で行うことから参列者への気遣いなどが軽減される利点がある家族葬ですが、執り行う際には注意しておかなくてはならない点がいくつかあります。
・必要のある範囲で故人の知人には連絡をする
参列者は主に家族や親族、または親しい方が中心になりますが、故人が亡くなったことを伝える連絡は、家族葬で行う旨を添えて必要な範囲で行いましょう。
「亡くなったなんて知らなかった」と後々でトラブルにならないよう、近しい知人には必ず訃報を出すようにしましょう。
また、可能であれば事前に連絡する方のリストを作成しておくともしもの際にスムーズに連絡を行うことができます。
・家族葬だからといって、大幅に家計の負担が抑えられるわけではない
家族葬は参列者の人数が少ない分、葬儀にかかる費用が抑えやすくなると思われがちですが、その分香典収入が少ないなど総合的には葬儀費用を抑えられるとは限りません。
また、インターネットで「家族葬、一式○○万円」などと格安のパック料金が掲載されている場合も注意が必要です。
消費者庁より措置命令を受けている会社が複数存在し、葬儀に必要なものが別料金であったり、結局追加料金がかかり、表示以上の費用となることが多くあります。
葬儀社選びの際は、実際に問合せ、参列予定人数や宗教などを伝えて見積もりをもらうようにしてください。
・香典がない
一般的な葬儀では、費用はそれなりにかかるものの、参列者からいただく香典で、その費用をある程度は補填することができます。
しかし参列者が少ない家族葬では香典がない、もしくは少ないため、費用負担はほとんどの額をご家族が負うことになります。
場合によっては一般的な葬儀よりも費用負担が大きくなることがありますので、予算について事前にしっかり検討しておくようにしましょう。
家族だけで執り行う家族葬にはさまざまな利点があるものですが、注意しなくてはいけない点もいくつかあります。
こんなはずではなかった……と後悔することのないよう、事前にしっかり確認することをおすすめいたします。
家族葬のことでご不明点がありましたら、公益社にご相談ください。
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