終活
知識
2019/01/28
生前に遺影撮影する人が増えてきている理由とは
遺影写真は基本的に、ご家族の誰かが亡くなった後に残されたご家族が過去の写真の中から使えそうなものを選び使用することが多いものでした。しかし最近では終活の一環として、生前に自分で遺影用の写真撮影をするということが増えていることをご存知でしょうか。
終活写真撮影と呼ばれ、永きに渡りのこる自身の印象である遺影を自分の趣味や理想通りに選べるということで、人気が高まっているのです。
ここでは、生前の遺影撮影が人気を高めている理由にはどのようなものがあるのかご紹介します。
自分の理想通りの写真を遺影にできるから
生前に自分の意思で写真撮影することで、自分の理想に近い写真を遺影に使うことができるようになります。
死後に遺影の写真を探す場合、ご家族が葬儀までの慌ただしい時間の中で、過去に撮った写真の中から選ぶことになり、その場合、なかなか遺影に適した写真(故人が正面を向いてはっきりと写っている写真)を見つけるのは大変です。小さな写真を引き伸ばしたり、何年も前に撮影した写真を選んだりしなければならないことも少なくなく、違和感を抱かせるような写真(ぼやけている、故人が若すぎるなどの写真)が遺影に使われることがあります。また、選ぶ人のセンスにも左右されます。
生前に遺影を前提とした写真を撮影することで、そのようなことが発生しなくなり、遺影に適した、自分の理想に近い写真を使うことができるようになるのです。
また遺影は葬儀後、ご自宅に飾られ、のこされた家族にとっては故人の面影を感じるための重要な存在になります。生前に写真撮影することで、その人らしい綺麗に写った写真を飾ることができ、ご家族の心の支えとして癒しの効果を高めることができるのです。
のこされたご家族を困らせずに済むから
のこされたご家族は、故人の死の直後から、葬儀のための準備に追われることになります。その際の遺影選びは、ご遺族にとって負担がかかる作業になる場合があります。前述した通り、アルバムなどに多くの写真がある場合、遺影に適した写真を見つけるというのは大変なので、単純に写真を選ぶだけだと思っても、かなり時間がかかってしまうことがあります。また、兄弟姉妹が多い時などはそれぞれが持つ印象が一致せずなかなか決まらないというケースも。
葬儀の準備をスムーズに運ぶために生前に遺影を撮影しておき、遺影にはこの写真を使ってと伝えておくだけで、残されたご遺族の負担はかなり軽減するものです。このような理由から家族のことを考えて、生前に遺影を意識した写真撮影を行っておくという方も少なくないのです。
生前にわざわざ遺影を撮影するというのは、どこか自分の死を予感させるようで気が進まないという方も多いと思います。しかし、終活写真撮影をすることには、さまざまな意義があるものです。ご自身の印象が後々、永きに渡る写真のイメージによって変わっていくことがありますので、ご家族や、ご自身のためにも、ぜひ生前の写真撮影について前向きに検討してみるようにしましょう。
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