終活
知識
2018/12/04
タイミングが重要! 子から親へ、終活を勧める話題を切り出すコツは?
タイミングが重要! 子から親へ、終活を勧める話題を切り出すコツは?
「いつか」のことを考えれば終活は重要ですが、親に対して終活の話題を切り出すのはなかなか勇気のいることです。
「終活をしてほしい」とはっきり伝えると、気分を害されて気まずくなったり、ケンカになったりすることもあるかもしれません。
終活の話題を切り出すときには、親に不快な思いをさせないよう配慮したいものです。
この記事では終活を上手に話題にするコツや、終活を勧めるタイミングについて解説します。
終活の話題はとてもデリケート
「自分はまだまだ若い」という意識を持ち、毎日をアクティブに過ごしている高齢者はたくさんいます。
近年では元気なうちに終活を始める方も少しずつ増えているとはいえ、やはり自分の最後のことを考えるのは億劫なものです。
親に対して不用意に終活の話題を切り出すと揉める可能性もあるので、終活というデリケートな話題を振るときにはタイミングや言葉選びに十分注意する必要性があります。
親が病気などで入院したときに慌てて葬儀やお墓のことを尋ねることはできないものです。
親が元気なうちに様子を見ながら終活の話を少しずつ進めておけば、今後も安心して過ごせますね。
法事のタイミングで終活の話をする
親戚のお葬式や法事のタイミングは、家族の今後を考えるきっかけになります。
兄弟やいとこなどが集まる葬儀や法事の折には、「先に決めておかないと、みんながあとから困るから」とやんわり話を振り、親族間で今後のことを話し合っておくとよいでしょう。
直接「終活をしたほうがいい」と伝えるよりは、親戚の近況や孫の成長といった明るい話題から自然に終活の話題にスライドするのがおすすめです。
親に終活を勧めるときには自分も終活を
「親に終活をしてほしい」と考えている方は、まず自身で終活をしてみるのも一つの手です。
自分のエンディングノートを書き始めれば、終活をする人の気持ちも分かってくるものです。
自分の終活を進めた上で「自分はこうして考えるけれど、どう思う?」「私もエンディングノートを書くから、一緒にやってみない?」と話を振ってみましょう。
テレビを終活のきっかけにするという方法も
テレビで終活やお墓、終末期医療などの特集をしているのを見ながら話し合うのも1つの方法です。
有名な芸能人が亡くなったときに親と終活の相談をするという方もいます。
「急に亡くなったら、葬儀も大変だろうね」と、自然な流れで終活について話し合ってみましょう。
また、台風や地震などの災害が終活のきっかけになるという方もいます。
テレビの報道を見て防災や避難先について話し合うときに、家族全員の「もしものとき」についても言及しておきましょう。
終活を「家族の死について考えること」と重くとらえる方もいるものですが、終活は「今後の未来をよりよく過ごすための活動」と考えることもできます。
親が元気なうちに終活を勧め、今後のことをきちんと話し合っておけば、家族みんなが安心して穏やかな日々を過ごせますね。
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