葬儀
知識
2017/11/16
葬儀の手順の進め方をチェック! 臨終後~葬儀終了まで
これまで葬儀に参列したことがあっても、いざ自分が喪主や遺族になった際、どのような手順を踏めばよいのか把握している人はあまりいないのではないでしょうか。
今回は、意外と知らない葬儀の手順について、臨終後から葬儀終了までを流れに沿って確認していきましょう。
臨終から葬儀終了までの大まかな日程
まずは、ご臨終後、一般的な仏式の葬儀での流れを大まかに確認していきましょう。
〈1日目〉
ご臨終 ※まずは公益社にお電話ください、すべてサポートいたします。
↓
搬送 ※専用車両を手配してお迎えにあがります。
↓
安置 ※自宅や専用の安置室にご安置します。
↓
葬儀社との打合せ
〈2日目〉
納棺
↓
通夜
〈3日目〉
葬儀・告別式
↓
出棺
↓
荼毘(火葬)
↓
繰上初七日法要
↓
精進落とし(会食)
臨終から納棺までの流れ・手順・注意点
ご臨終から納棺までの流れについて、詳しく見ていきましょう。
ご臨終
すぐに葬儀社に連絡をとります。この段階で依頼先を決めていなければ、病院などと提携している葬儀会社に搬送だけを依頼しても構いません。反対にすでに葬儀社を決めている場合は、病院側にその旨を伝え医師から「死亡診断書」を受取りましょう。故人の移送の際に必要になります。お名前の漢字などは戸籍に記載されているものと相違ないか必ず確認しましょう。
お迎え、搬送、安置
どういった葬儀の種類であれ、死後24時間は火葬することが法律で禁止されています。とはいえ、臨終後は病院に長時間いられないため、自宅やセレモニーホールの安置室などにご遺体を移送します。
安置後は、枕飾りを施し、先祖代々のお付合いのある寺院があればすぐに連絡をし、僧侶に枕経を上げてもらいます。
関係性に応じて近親者への連絡も行います。葬儀の日程が定まっていない場合は、取り急ぎ訃報のみをお知らせし、あらためて連絡をすると伝えましょう。
葬儀の打合わせ
喪主や世話役などを決定するなど、葬儀社との綿密な打合せが必要になります。葬儀社からしっかりと説明を受けて、必ず総額の見積書をもらい、内訳を確認し全ての内容に納得してから葬儀を依頼しましょう。認識不足や曖昧に流すことはトラブルの原因になります。葬祭業者に任せきりにならず、お互いの役割やサービス内容を理解して、滞りのない葬送のために協力することが大切になります。
諸手続きは葬儀社が代行してくれることがほとんどです。死亡診断書を記入して手渡し、役所への死亡届や火葬許可証の取得などを行ってもらいましょう。
喪主は職場や学校に連絡をし、供花や供物の手配についても伝達することで混乱を防ぎます。
納棺
ご遺体を清め、死装束(白装束など)を身に着け、棺に納めます。棺の中に一緒に入れたいものがあれば、このときか最後のお別れの際に入れられるよう準備しておきましょう。なお、金属やプラスチックなどは、火葬中の事故やご遺骨を痛めてしまうことにつながるため、入れることが禁止されています。
通夜の流れ・手順・注意点
通夜の流れを詳しく見ていきましょう。なお、通夜の開始は一般的に18時ごろからです。トータルで3時間程度かかります。
喪主、遺族が葬儀式場に到着
喪主・遺族は通夜開式の1時間前には会場に到着しておきます。次いで受付の準備に取り掛かりましょう。打合せ時に決めておいた役割を確認し、香典の受取りや芳名帳、筆記用具など、必要なものがそろっているかを確認しておきます。
受付開始
受付は開式約1時間前から行います。喪主や遺族も挨拶に対応することが望ましいですが、開式15分前になると先に着席するため会場内に入ります。
開式
僧侶が入場し、開式します。式の進行自体は葬儀会社のスタッフが行います。
読経、焼香
喪主・遺族、一般参列者の順に焼香を行います。
閉式
開式後約1時間で通夜の儀は終了となります。最後に喪主がお礼の挨拶をし、通夜振る舞い(会食の場)がある場合はその旨も伝えます。通夜振る舞いは遺族親族のほか、故人が特に親しくしていた方に参加をお願いしましょう。地域によって通夜の流れや風習が異なりますので、事前に把握しておきましょう。
通夜振る舞い
軽食や酒など、地域によって用意するものやしきたりが異なる場合があります。詳しくは葬儀社からその土地のやり方など含め情報を得ておきましょう。
葬儀告別式の準備
翌日の葬儀告別式の打合わせを葬儀社の担当者と行います。
葬儀、告別式の流れ・手順・注意点
葬儀、告別式の流れを詳しく見ておきましょう。一般的な開式は11時頃が多く、火葬や会食などのすべてが終わるのが16時頃というタイムスケジュールとなります。
喪主遺族到着、受付準備
喪主や遺族は開式1時間前をめどに集合します。最終的な内容の確認や、弔電や弔辞があればそちらの確認も行います。受付の準備も通夜同様にしておきます。
受付開始
葬儀開式の10~15分前には着席が済むよう、受付を開始します。
・開式
・読経
・弔辞・弔電の奉読
・焼香
・閉式
出棺
最後のお別れ(ご拝顔)を行い、生花を故人の周りに手向けます。その後、棺を霊柩車に運び込み、喪主の挨拶を行ったあと、出棺します。一般参列者は特に親しい方以外この場で解散となります。
荼毘(火葬)
火葬場で炉前の読経・納めの式を行ったあと荼毘にふされます。火葬にはおおよそ1時間~2時間かかるため、遺族親族は別室で待機します。火葬時間は火葬場によって異なり、短い所では40分前後。長い所では約3時間と設備の新旧などの関係で時間に幅があります。また、同じ火葬場でも故人様のお身体の加減により多少の時間差が生じます。
お骨上げ・収骨(拾骨)
火葬後、遺骨を骨壺に納めます。2人1組で箸を使い、脚部の骨から順に入れていきます。喪主から順に血縁の深い人が行うのが習わしです。全部の骨を収めるか、一部のみを収骨するかは、地域(火葬場)によって異なりますので、予め留意して骨壺の寸法などがお墓にあっているかを確認することも必要になります。最後に骨壺と埋葬許可証を受け取り終了になります。
還骨法要・初七日法要
本来は日を改めて行う初七日法要ですが、現在では親族一同が参集している火葬後に還骨回向とあわせて繰上げて行われることが多くなっています。
精進落とし
喪主の挨拶後、僧侶やお世話になった方たちを招いて行われる会食の席です。お斎(とき)などと呼ばれる場合もあります。喪主側は、おもてなしする立場になりますので席は下座を意識するとよいでしょう。
まとめ
以上が葬儀の一連の流れです。流れはどの葬儀会社に依頼しても大きく変わることはありませんが、葬儀社によってプランに含まれる内容や費用には違いがありますので、簡易的な金額だけで判断せずに内容をよく理解してから、同じ条件で見積りなどを比較検討することが肝心です。
流れや費用に関してわからないことがあれば、公益社にご相談ください。24時間365日無料でご相談を受付けています。また、相談方法も電話だけでなく対面でのご相談も承っております。対面でのご相談を希望する場合は、日時や場所の指定が可能です。公益社の営業所やセレモニーホールをはじめ、喫茶店やファミリーレストランまたはご自宅にお伺いしてなど、希望に応じて柔軟に対応いたします。相談した後も公益社では執拗な営業はいたしませんので、お気軽にお問合せください。
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