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塔婆供養について

塔婆供養について

塔婆(とうば)とは、お墓の後ろや周りにある細長い木札の板のことです。お墓参りの際などに一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

塔婆にはさまざまな種類があり、塔婆を立てることには目的があります。

今回は、塔婆を立てる供養方法である「塔婆供養」についてご説明します。
塔婆供養のタイミングや、塔婆費用の相場もあわせてご紹介します。

目次

■塔婆供養とは
・塔婆の語源
・塔婆供養の目的
・塔婆を立てない宗派もある

■塔婆の種類
・板塔婆(いたとうば)
・角塔婆(かくとうば)
・経木塔婆(きょうきとうば)
・七本塔婆(ななほんとうば)
・梢付き塔婆(うれつきとうば)

■塔婆を立てるタイミング
・納骨式
・年忌法要
・お彼岸(春・秋)
・お盆の施餓鬼会(せがきえ)法要

■塔婆供養の流れ
・準備
・塔婆供養当日
・供養後の管理と処分

■塔婆供養の費用相場
・塔婆料と塔婆立ての費用相場
・塔婆料の渡し方
・塔婆料を渡すタイミング

■塔婆供養の意味を心得て故人を偲びましょう

塔婆供養とは

塔婆(とうば)は、仏教用語では卒塔婆(そとうば)が正式な名称です。
お墓の後ろの塔婆立てに立てる1〜2mの塔の形をした木札のことで、経文や故人の戒名などが書かれています。塔婆は、回忌法要やお彼岸、お盆などの時期に立てることが一般的です。
この塔婆を立てる供養方法を、塔婆供養といいます。お釈迦様の遺骨を納め、供養の為に上に建てた五重塔が始まりです。やがて五重塔から五輪塔へとかわり、さらに簡略化したものが今の塔婆の形になりました。

※五輪塔についての解説はこちら

塔婆の語源

仏教が生まれたインドでは、お釈迦様の遺骨を納めるために建てられた仏塔のことをサンスクリット語で「ストゥーパ」といいます。やがてストゥーパが中国に渡り、「卒塔婆」という漢語(中国語)に変化して日本に入ってきました。卒塔婆の簡略語が塔婆だといわれています。

塔婆供養の目的

塔婆供養は「故人の冥福を祈るために、塔婆を立てること」をいいます。故人の遺族や親しい間柄であった方が立てるのが一般的ですが、親しい間柄ではなくとも故人を供養したい方であればどなたが立てても問題ありません。塔婆を立てることによって「故人が極楽往生できる」とされています。

塔婆を立てない宗派もある

浄土真宗では、塔婆は立てません。浄土真宗の教えでは、塔婆供養や追悼供養を行い故人の冥福を祈ることをしなくても、阿弥陀仏に導かれ、他力本願によって極楽浄土に行けるとされています。

塔婆の種類

塔婆は、全部で5種類あります。それぞれの特徴をご紹介します。

・板塔婆(いたとうば)
・角塔婆(かくとうば)
・経木塔婆(きょうきとうば)
・七本塔婆(ななほんとうば)
・梢付き塔婆(うれつきとうば)

板塔婆(いたとうば)

細長い木製の板に文言を記した塔婆です。もっとも一般的な塔婆で、よく見かけるのはこの板塔婆です。長さは地域によって異なるため、60~200cmとかなり差があります。厚みは1cm程度でお墓の後ろや周辺に立てられることが多く、戒名や命日、経文などを書き記します。

角塔婆(かくとうば)

角塔婆は、木を四角柱に加工した柱型の塔婆です。墓石ができあがるまでの間、墓石の代わりにお墓の目印として使われます。また、寺院のお堂の新築・再建・修繕・改築時に行う落慶法要という記念式典にも使われています。角塔婆の大きさは板塔婆よりも大きく、長さ120~210cm、厚さは10cm程度です。もともとは五輪塔の代用として使われていました。

経木塔婆(きょうきとうば)

「経木」とは、スギやヒノキを紙のように薄く削った板のことを指します。経木塔婆は、板塔婆と比較すると小さくて薄い塔婆で、長さ27~36cm程度、厚みは1mm程度です。供養のために水に浮かべたり川に流したりすることもあり、「水塔婆(みずとうば)」と呼ばれることもあります。経木塔婆は特に、京都で使われています。

七本塔婆(ななほんとうば)

七本塔婆は、初七日から四十九日法要まで7日ごとに営む七日参りで使う塔婆です。7本使うことから「七本塔婆」という名前がつけられました。板塔婆を縮小したような大きさで、長さ30~40cm程度です。七本塔婆はさまざまな形状があり、1本ずつ立てるもの、扇状になっているもの、連板のようにくっついているものなどがあります。七本塔婆は、納め方が地域によって異なるという特徴があります。法要時に1本ずつ立てる、最初に7本すべてを立てて毎日1本ずつ裏返しにする、初七日に7本立てて、法要時に1本ずつ抜くなど、納め方はさまざまです。

梢付き塔婆(うれつきとうば)

梢付き塔婆は、生木塔婆、杉塔婆ともいわれています。三十三回忌や五十回忌などの弔い上げの際に、枝葉がついたままの生木を立てる塔婆のことです。梢付き塔婆として使われる生木は、神聖な木と称される杉の木を使うことがもっとも多くなっています。他にも、松や柳を使う地域もあります。生木の種類や枝付きかどうかなどは、寺院や地域によって異なります。弔い上げの場合でも、板塔婆を用いる地域もありますので事前に寺院に確認すると良いでしょう。

塔婆を立てるタイミング

塔婆は、故人や先祖を供養するために立てるため、いつ立てても良いとされています。供養の節目である法要の時などが多くなっています。塔婆供養が行われることが多い時期をご紹介します。

納骨式

火葬の後に遺骨をお墓や納骨堂に納める「納骨式」の時に、お墓に塔婆を立てます。亡くなった後、最初に行う塔婆供養は納骨式になることが多いでしょう。

年忌法要

年忌法要とは、百箇日法要を過ぎ、一周忌から続く年単位の法要のことです。一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌となり、三十三回忌または五十回忌の弔い上げまで続きます。

お彼岸(春・秋)

お彼岸とは、3月の春分の日と9月の秋分の日を中日とした前後3日間を含む、各7日間のことです。お彼岸にお墓参りに行くという方も多いでしょう。ご先祖様の霊を慰め成仏を祈るために、塔婆を立てます。

お盆の施餓鬼会(せがきえ)法要

お盆の時期に「施餓鬼会(せがきえ)法要」という行事が行われることがあります。この時期に飢鬼道に堕ちた霊である飢鬼に対してさまざまなお供えをすることで、霊を救い出すことができるとされています。飢鬼を供養するために、食物をお供えして塔婆を立てるのです。

塔婆供養の流れ

塔婆供養には決まった流れがあります。塔婆供養の準備の仕方から当日の流れ、供養後の管理や処分の仕方について、ご説明します。

準備

塔婆供養をするためには、まずお寺に塔婆供養をしたい旨の連絡をします。お寺がない場合には、霊園の管理会社に連絡をして依頼してください。塔婆をいつ立てたいのかを伝えて、法要の日程を調整します。
施主だけでなく複数人で塔婆を依頼する場合は、施主が取りまとめてお寺に依頼してください。お寺や地域によっては施主が塔婆を用意する場合があるので、確認しておくと安心です。塔婆法要の日程が決まり、お寺に連絡をしたら法要の準備を進めてください。塔婆の本数を決めて、塔婆料の準備をします。

塔婆供養当日

塔婆は、法要が終わった後に僧侶の案内に従って立てます。法要以外の時に塔婆を立てる場合には、僧侶にお願いすることも可能です。塔婆を立ててもらったら、塔婆料を渡してください。塔婆を立てたら、いつ処分するか決めましょう。塔婆は立てたその日だけの功徳なので、法要が済むとその役目を終えます。次の法事までには処分することを検討しましょう。

供養後の管理と処分

墓地や霊園は塔婆を管理しないため、喪主やその家族が管理をしなければなりません。処分をする場合は、ごみとして出しても問題はありませんが、通常のごみとして処分することに気が引けるという方は、お寺でお焚き上げをしてもらうことが好ましいでしょう。

塔婆供養の費用について

塔婆料の渡し方

塔婆は、1本あたり数千円くらいが相場です。

塔婆代は、正式には紙幣を半紙で包み、奉書紙と呼ばれる和紙で包んでお渡しすることがマナーとされています。
一般的には、塔婆料は水引がついていない白い封筒に入れて「御布施」「塔婆代」「塔婆料」「御塔婆料」と書いて渡します。法要の際に僧侶へ渡すお布施とは別の封筒に入れて用意してください。表書きは薄墨ではなく、濃墨で書いても問題はありません。香典の文字は薄墨で書くことがマナーですが、塔婆料は薄墨で書く必要はありません。ボールペンは使用せず、筆ペンで書きましょう。塔婆代は、必ずしも旧札を使う必要はなく、新札で渡しても失礼にはあたりません。

塔婆を複数本依頼する場合は、本数文の塔婆代をひとつにまとめてお渡ししても問題ありません。複数本の塔婆代を入れる場合には、必ず中に詳細を記したメモを入れてください。メモ用紙は縦書きで、右から施主・親族・遺族の順番で名前を書きます。左端に塔婆料の合計金額を書いてください。金額は、旧字体で記載しましょう。

塔婆料を渡すタイミング

塔婆料は、法要の当日に法要が始まる前までに、お布施やお車代などと一緒に渡しましょう。法要後に渡すことはマナー違反なので注意しましょう。法要当日は忙しいため、法要の前日に渡しても問題ありません。塔婆料を渡す時には、切手盆という小さいお盆に乗せるか袱紗(ふくさ)に包んで渡します。

塔婆供養の意味を心得て、故人を偲びましょう

塔婆供養とは、故人の冥福を祈ることを目的としています。塔婆を立てることによって故人が極楽浄土へ行くことができるとされているのです。
塔婆の種類や塔婆供養のやり方は、地域によって異なります。塔婆供養は宗派や供養の考え方によってしない場合もあり、必ずしなければならないということではありませんが、もし行う場合は、心を込めて供養しましょう。

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