葬儀が終わった後の事
マナー
2019/11/21
感謝の気持ちを伝えたい!葬儀後のあいさつやお礼状のマナーについて
感謝の気持ちを伝えたい!葬儀後のあいさつやお礼状のマナーについて
慌ただしい葬儀を終えたあとには、疲れがでるもの。しかし、葬儀後にはお世話になった方へのお礼やあいさつを欠かさないのがマナーです。無事に葬儀を終えられたことや、葬儀に力添えしてもらったことへの感謝の気持ちを込めて、きちんとお礼をしておきましょう。
ここでは葬儀後のあいさつやお礼のマナーについて詳しく解説いたします。
葬儀後にはお世話になった方にお礼をしよう
通夜や葬儀に参列していただいた方には、その場で返礼品をお渡しすることがほとんどです。返礼品には会葬礼状と呼ばれるお礼の手紙が添えられているので、参列者へのお礼は会葬御礼というかたちで形式上は済んでいるということになります。
とはいえ、葬儀をおこなうにあたって特にお世話になった方に対しては、会葬礼状とは別にお礼の手紙を送っておいたり、電話で一言添えたりしておくのがよいでしょう。
また、高額の香典やお供え物、弔電をいただいた方に対しても何らかの礼を尽くすのが一般的です。
誰にお礼をすべきかをチェックしておこう
葬儀後には、誰に対してお礼をすべきかをリストアップするのがおすすめです。チェックリストを作成すれば、大切な方へのお礼をうっかり失念してしまうような心配もありません。
宗教者や病院の方、主治医、参列していただいた方、ご近所で手伝っていただいた方など、葬儀の様子を思い出しながらお礼をすべき相手をリストアップしてみましょう。
葬儀後にはあいさつまわりを
近所の方に対しては、出向いてあいさつやお礼の言葉を述べるのがよいでしょう。葬儀が終わった翌日から一週間以内の間に直接訪ねていき、玄関先で簡潔にお礼の言葉を述べましょう。
葬儀社には支払いを済ませ、お寺にはお布施を既に渡していることも多いものです。お寺(菩提寺など)に対しては、後日あらためてあいさつにうかがうのがよいでしょう。
遠方の方にはお礼状を出すのが一般的
遠方の方にはあいさつに出向くことが難しい場合が多いので、お礼状を送付することになります。また、故人が勤めていた会社にもお礼の手紙を送付するとよいでしょう。ただし、香典や弔電を送っていただいたけれど参列されていないという方に対しては、くれぐれも参列のお礼を述べないようにしたいものです。
お礼状にどのようなことを書いたらいいかと悩んでしまう方もいると思いますが、葬儀後のお礼はあまりかしこまったものでなくても問題ありません。お礼状に時候のあいさつは必要なく、略儀で済ませることがほとんどです。
お礼状には故人の名前や戒名を記すようにします。お礼の言葉に加えて、書面でのあいさつになってしまうことをお断りする文章を加えましょう。
葬儀後には精神的にも時間的にも余裕がなくなっていることが多いため、お礼が後回しになってしまう可能性も考えられます。しかし、お世話になった方へは無理のない範囲できちんとお礼をしておきたいものです。
お礼状の準備は葬儀社で依頼できることもあるので相談してみましょう。
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