葬儀の事前準備
マナー
2018/03/28
葬儀・告別式で喪主が行う挨拶のタイミングと内容
葬儀・告別式で喪主が行う挨拶のタイミングと内容
喪主は、お葬式を執り行う親族の代表者です。お通夜や葬儀、告別式、出棺前など参列者に対して挨拶する機会も多いものですが、初めて喪主を務める方にとってはどのように行えばよいかとまどう事も多いかと思います。
挨拶をするタイミング、話す内容、挨拶文を作る時のコツをしっかり学んで、後悔しないようにしましょう。
参列者や親族に喪主が挨拶をするタイミング
喪主として挨拶するタイミングは大きく4つ、①通夜が終わった時、②告別式中や出棺の時、③通夜振る舞いの時、④精進落としの時になります。
お葬式の式次第に照らしてみると、通夜の後に行うものと、葬儀や告別式の終盤に行うものとに分けることができますが、これらは挨拶をする相手が異なります。
①と②は参列者に対しての挨拶です。参列者に葬儀の閉式を告げたり、翌日の葬儀に関する告知といった意味もある大切な挨拶といえます。
一方、後半の③通夜振る舞いの時と④精進落としの時に行う挨拶は、基本的には親族に対して行うものです。
慌ただしい葬儀の準備や運営を手伝ってもらった労をねぎらったり、参列者や宗教者(僧侶など)にお礼を伝えるといった位置づけになります。
喪主の挨拶で話す内容
喪主のあいさつの話す際は、まず初めに葬儀への参列と、故人が受けた生前の恩に対して感謝を述べます。
前置きや冗長なエピソードは避け、簡潔にお礼と故人の在りし日の様子を話しましょう。
ある程度の決まった文句や定型文が用意されていますが、難しく考えなくてもよいので、定型文をもとに自分の言葉に置きかえるのがポイントです。
故人のエピソードなどを含めると、聞く人の心に残るものになります。
あいさつは長くても約3分くらいを目安に時間や構成を考えると良いでしょう。
喪主の挨拶で注意すべきポイント
葬儀の挨拶で気をつけるべきポイントは、忌み言葉に気をつけることです。
忌み言葉とは「たびたび」や「いよいよ」「ますます」「再三」「さらに」「また」のような言葉を指します。
これらは不幸が重なる様子を連想させるため、使わないように気をつけましょう。
また、喪主本人や親族にとってはご不幸の最中ではありますが、葬儀にわざわざ出向いてくださった弔問客にきちんとお礼をしないことは失礼にあたります。
必ずお礼の言葉を添え、故人が生前に受けたご厚誼にしっかり応えるようにしましょう。
お葬式の喪主という務めは、一生に何度も訪れるものではありません。
その人の人生で大きな節目になることもある大切なことですが、喪主の経験が豊富という方はなかなかいないもの。
もしもの時に備えて、葬儀のマナーや知識を身につけ、良識ある所作を身につけたいものです。
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