終活
知識
2018/06/07
いつから始めるべき? 終活を始めるタイミングとは
いつから始めるべき? 終活を始めるタイミングとは
「終活」という言葉を、最近よく耳にします。
今までの人生を振り返りながら、残りの人生や人生の締めくくりをどういうものにしたいか、葬儀はどんなものにするかなどを決めておき、今をよりよく生きようとする活動のことをこう呼んでいます。
そんな「終活」を意識するタイミングや、始めるタイミングとはどのようなものでしょうか?
具体例とともにご紹介します。
終活とはどんなことをする? また、終活のメリットとは?
まず、法定相続について説明します。
終活とは、死と向き合いながら、残りの人生を自分らしく生きるための準備のことをいいます。
「老後にどういった生活を送りたいか?」「どんな最後を迎えたいのか?」など、最後を迎えるまでにやりたいことや叶えたいことを洗い出していきます。
そうすることで、自分が何をしたいのか、何をすればいいのかが明確になり、充実した毎日を過ごすことができるのです。
終活では、自分の人生の振り返りをしながら、エンディングノートへ「生きている間にやっておきたいこと」などをまとめていくことがおすすめです。
エンディングノートとは、ご自身の葬儀の希望や家族に伝えておきたい事、資産についてなど、のこされた方に必要な情報を書き記したノートのことです。
書いていくうちに、家族や友人など周りの方への深い思いと感謝を再認識することもあります。
さらに終活では、葬儀についても決めておくことができます。
できれば家族と相談しながら自分の希望を書いて残しておきましょう。
先にある程度のことを決めておくことで、葬儀社に依頼する際にスムーズにやり取りを行えます。
また、最後を迎えたあと、残された家族や親族が遺産などの金銭トラブルで揉めるケースは少なくありません。
相続のことなど、金銭面の取り決めをきっちりしておくことで、「相続」が「争続」になるようなトラブルを防ぐことができます。
終活を始めるにはいつがいい? 意識するタイミングは?
終活を始めるタイミングに「早すぎる」ということはありません。
もしもの時のため、無理のない範囲でなるべく早くスタートしておくと安心です。
体力・気力ともに十分な年齢のうちに始めると、精神的・肉体的な負担も少なく、じっくりと取り組むことができます。
このため、50代に入ったころから少しずつ始める方も増えています。
しかし実際のところ、終活を意識する時期は、定年退職後や、子育てが一段落したあとなどの60歳前後が多いといわれています。
リタイア後はたっぷりと時間が取れるため、終活にじっくり向き合うことができるので、良いタイミングといえるでしょう。
また、「リタイア後に夫婦で過ごすことが多くなり、お互いの残りの人生や、残される子どもたちのことを考えたのが終活のきっかけだった」という方も。
ご夫婦でじっくりと話し合い、協力しながら進めることで、夫婦の絆がより深まった、というケースもよく聞きます。
そのほかには「病気になったり、体調の変化を感じたりしたときに終活を意識した」「親しい人が亡くなったときに終活を意識し始めた」というケースも多くみられます。
一度終活をスタートさせると、いろいろとやらなければならないことが増えてきます。口座をまとめる手続きや、遺産について調査をする場合、必要な資料を集める場合などは、日にちが必要になります。
そのため早めの行動を心掛けるとスムーズに進みます。
いつから終活を始めるか迷ったときは、早めの行動が成功のカギ!
終活をいつから始めるか迷う方は、まずは終活について調べたり、エンディングノートを手に入れたりするところからスタートしてみてはいかがでしょうか?
早めにこのような準備をしておくことで、自分の人生とじっくりと向き合うことができ、よりいっそう終活が満足できるものになります。
公益社ではオリジナルのエンディングノート「私の人生アルバム」を無料で差し上げております。
ご希望の方は公益社ご葬儀相談センターへご連絡ください。
会員入会で葬儀費用がお得になります
プレビオクラブ会員募集中!
- 入会金1万円(税込)で2親等まで何度でもご利用可能
- 年会費・月会費0円!
- 2万円相当の割引券
葬儀のことでお困りの時は
公益社にお電話ください。
無料相談