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2018/08/28
遠方から来られる葬儀参列者の交通費や宿泊費、誰が負担するべき?
遠方から来られる葬儀参列者の交通費や宿泊費、誰が負担するべき?
葬儀の折に、遠方から来られる方の交通費や宿泊費をどうしたら良いかと悩んでしまうこともあると思います。
例えば結婚式のような席では、遠方から来られた方に「お車代」という名目で交通費を出すのがマナーです。
しかし、葬儀の際の交通費というのはどのようにすればよいのでしょうか。
ここでは、遠方から葬儀に来られた方への交通費や宿泊費に関するマナーについて紹介します。
遠方からの参列者、交通費は負担すべき?
冠婚葬祭の中でも葬儀というのは、喪主側が親族や友人を招待するというものではなく、あくまで参列者が自主的に赴くものです。
そのため、葬儀の際には喪主が参列者から交通費を請求されるということはまずないといえます。
ただし、葬儀を終えて一周忌や三回忌といった法事の際、遠方の親族にお声がけすることがあると思います。
こういった場合には、「招待」という形になると考えられるため、交通費や宿泊費を喪主側で負担することも多いようです。
葬儀の際の宿泊費は?
宿泊に関しても、葬儀のときに喪主が代金を負担するということは基本的にはありません。
ただし、葬儀は突発的な出来事ですから、遠方からの方は土地勘がなく困ってしまうこともあります。
状況に応じて喪主が宿泊施設を案内したり、ホテルを手配したりするのが親切といえるでしょう。
その場合、関係性によっては宿泊代を負担することもあります。
また、斎場が宿泊設備を用意していたり近隣の提携している宿泊施設を案内してくれたりすることもあるので、確認してみましょう。
喪主の自宅に来客者が宿泊できるだけのスペースがあれば、泊まっていただくのも1つの方法といえます。
葬儀の際には参列者へのマナーを大切に
遠方から来てくださった参列者に対しては「本日は遠方から○○の葬儀ならびに告別式にご会葬いただき、本当にありがとうございます」とねぎらいを込めたあいさつをするのを忘れないよう心がけましょう。
交通費や宿泊費を必ずしも負担する必要性はありませんが、受け取った香典に対して香典返しを渡すことはもちろん必要です。
交通費や宿泊費を負担しない代わりに、後日お中元やお歳暮を贈るなどして感謝の気持ちを伝えるという方法もあります。
お互いの負担を考え、配慮することが大切になります。
参考記事:【地域ごとに違う?】お中元はいつからいつまでに贈るべき?基本マナーを知っておこう|ママソレ
交通費や宿泊費を負担するケースも
一般的には、葬儀に来られる方の交通費や宿泊費を負担する必要はないとされています。
ただし、地域によっては喪主が遠方からの参列者の交通費と宿泊費を負担するのが慣例となっていることもあるようです。
自分が他の方の葬儀に出席したときに交通費を負担してもらったのなら、地域や親族間でそれが常識となっている可能性が高いといえます。
どういった形式をとっているか分からない場合には、事前に信頼できる親族や近隣の方に確認しておくのがよいでしょう。
基本的には、遠方からの参列者の交通費や宿泊費を喪主が負担する必要はありません。
ただし、中には関係性により、交通費や宿泊費が必要になるケースもありますので気をつけましょう。
遠方からの参列者に不快な思いを抱かせないよう、家族や親族に事前に確認を取っておけば安心ですね。
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