お花を多めにしてあげたい
故人の棺を好きだった花で囲みたい・・・。
家族葬の例にも色々なバリエーションがあります。また、思い出の品を用いたオリジナル祭壇も承ります。
ご希望にあわせて調整が可能ですので、祭壇や装飾につきましても何なりとご相談ください。
家族の数だけお別れのかたちがあります。
家族葬にはこうしなければいけない、というような決まった定義などがあるわけではなく、ご家族によって、故人によって、それぞれの家族葬があります。あくまで参考となりますが、下記に事例としてご紹介いたします。
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例1.やさしかった父をおくる…。
寄り添ってお別れするお葬式。 -
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感想
優しく笑顔が印象的だった父。亡くなった時は、長い闘病生活でやつれてげっそりしていました。遺影写真を選ぶためにアルバムを開きながらそんな話を公益社のスタッフの方にすると、エンバーミングを勧めてくださいました。聞いたことがなかったので最初はどうなるか心配でしたが、エンバーミングをした父はやさしかった頃の面影を取り戻しておりました。孫である私の娘も「おじいちゃん、おじいちゃん」と頬を触り呼び掛けていたのが印象的でした。エンバーミングを勧めてもらって本当によかったと思います。
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例2.妻が喜ぶ形でおくってあげたい。
大好きだった花に囲まれたお葬式。 -
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感想
私はあまり家庭を顧みない仕事人間でした。そんな私に文句を言わずついてくれた妻が亡くなった時、頭に浮かんだのは「好きだった花で家族だけで送ってあげたい」という想いでした。闘病中、病室の花瓶にはいつも赤いバラが飾ってありました。娘から「お母さんが一番好きな花なのよ」と聞かされていたからです。妻からそんな話を聞いたことなどありませんでした。赤い花は葬式には向かないのではという親戚の声もありましたが、そのことを公益社のスタッフに相談すると快く引き受けてくれました。遺影の周りにバラを使ってもらい、妻も喜んでいるように思いました。娘たちと一緒に「バラが咲いた」を歌って送り出せたことも印象的でした。
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例3.厳格な父をおくる…。
伝統的な白木祭壇でのお葬式。 -
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感想
大工の棟梁をしていた昔気質な父でした。趣味は仕事に役立つからと寺社仏閣巡り、そんな父ですから、迷わず白木の祭壇を選びました。そして父が撮りためた写真がいっぱいありましたので、飾って欲しいとお願いして祭壇の横にきれいにディスプレイしてもらいました。その周りで私の知らない父のことを親戚の方から聞かされて意外な一面を感じることができました。
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例4.「人に迷惑をかけたくない」が
口癖の気丈な母のお葬式。 -
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感想
母と生前、自分が亡くなった時の葬儀について話した事があります。その時は「縁起でもない」と笑って話をそらしました。やっぱりそんな話を聞きたくなかったものですから。ある日「公益社のプレビオクラブに入って見積りをもらったから」と資料を渡されました。自分が亡くなって私たちが困ることが気がかりのようでした。几帳面な母はその時もらった「私の人生アルバム」というエンディングノートに自分の葬儀のことなどを書き留めておりました。そのおかげで困ることなく、母の願いどおりのお葬式を行うことができました。
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在りし日に思いをはせ、偲ぶ
「まごころディスプレイ」の例
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毎日一緒に散歩していた愛犬との思い出をお花とともに参列者の方に見ていただきました。
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故人様はお仕事熱心で勉強家だったそうです。感謝と尊敬をこめて、愛読書を飾りました。
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在りし日の写真をお預りしてDVDを作成し、式の中でお流ししました。
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着物をたしなんでいた故人様。
特に大好きだったものをお借りし、展示いたしました。 -
韓国が大好きだった故人様。棺のそばには、韓国のお酒、マッコリを飾りました。
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見るのもするのもお好きだったという愛用のゴルフ用品を飾りました。
公益社ではご要望にあわせて、
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